歩き方より大事な呼吸について
宝塚整体 健心堂の仙石です。
筋トレをしたら腰痛は無くなりますよ、痛いのは筋力が足りないからです、と良く言われて、筋トレとかしたらいいんですか?と70歳を超える人から相談を受けた事があります。
その方は歩くのもしんどい方なので、何分も歩けない、歩くと痛くて休憩しながら歩いていたみたいです。
余計痛くならない?というのが本音です。
ではそのまましんどいままなのかと言われたらそうではありません。
筋肉というと腹筋や背筋などがありますが、「横隔膜」という部位をご存じでしょうか?
よくしゃっくりが出ると痙攣すると言われている部位です、横隔膜はじつは「筋肉」です。
膜ではなく筋肉。
しかもその横隔膜は腸腰筋との関連性が深いから腰痛の人にも大いに関係があります。
横隔膜は肋骨の下にあり、腰背部まで広がり腰椎につながってます。
つまり腸腰筋と横隔膜は重なってます。
よく拮抗筋の話をします。
この筋肉を使うとこの筋肉が動きますってやつです。
横隔膜を動かすと連動して腸腰筋が動く、覚えておきましょう。
ではどうやって鍛えるか。
呼吸で筋トレ。
横隔膜を鍛えるって話してもわからないですよね。よくインナーマッスルって聞きますが横隔膜も立派な筋肉です。
よく腹式呼吸っていいますよね?
息を吸う時にお腹が膨らみ、吐く時にへこむ。
そうではなく、息を吸うときも吐くときもお腹が膨らむ、腹腰圧呼吸というものがあります。
イメージが大事です。
息を吸う時、背中と腰、お腹まで膨らむイメージで息を吸う。吐く時はそれを少し維持をするイメージで吐いてみましょう。
これが実は腰痛にいいです。
呼吸法を変えるだけで腰痛が楽になるかも、ならやる価値はあると思います。
平均で人は1分間で15回くらい呼吸をします。一日中ずっと意識はしなくてもいいですが、5分から実践してみてください、私も知識だけでできていないので実践して腰痛を緩和させたいと思います。
分からない人はお聞きくださいね。